2010年7月25日日曜日

壱岐訪問







壱岐 猿岩












 仕事の関係で壱岐に。金曜日の夜にフェリーで初めて行った。
 壱岐に到着したのは午前3時前。港の駐車場で仮眠する。
 仕事は朝イチで片づけ、復航の時間まで壱岐を観光。
 金曜日まで壱岐に行くとは思っていなかったので、何の情報もなく壱岐に来てしまったのだが、
 土産物屋で調達した観光地図を片手に車で走りまわった。

 壱岐は、神話と歴史が入り混じった不思議な島。魏志倭人伝の「一大国(一支国)」は壱岐であるという説もある。
 現在確認されている古墳の数も260あまり。島の中央部にある鬼の窟では、古墳内の玄室内部が観察できる。こんな小さな島でこれだけの大規模な土木工事ができたことに驚く。人手も少なかったろうに。
 元寇の際の激戦地でもあるが、その遺構は今回見なかった。時代が下って秀吉の朝鮮出兵時の城の遺構もある。
 日本史の勉強にはもってこいの島だな。
 
 さて、写真は壱岐西部の海岸にある「猿岩」その名のとおり猿の姿をした巨岩だ。
 壱岐島内の各所に猿岩への方向を示す看板があるのだが、その看板の絵よりも実際の岩のほうが写実的。よく見ると鼻の穴や口、まつ毛まである。
 横顔は猿だが、正面から見るとただの岩というところも興をそそられる。
 今度は家族でこよう。
 

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